2次リーグA組 日本 3 - 4x アメリカ

1回〜4回

イチローの先制ホームランもあって,なんとか 3-1 で勝ち越し中。
でももうなんというか,やっぱ相手にしていて怖いチームですよ。
なにせ親善試合じゃない試合で,MLBのトップクラスを相手にするのは初めて。


例えて言うなら,〜2003年頃の読売を相手にした阪神のような心境です(笑)
4〜5点勝っていても,安全リードな気が全然しないという。
フルスイングこえぇ〜

5回〜6回

点数は変わらず,先発の上原が5回までを7安打を打たれながらも無四球 1点。
千葉ロッテの清水に交代。
出だしは上々に思えましたが,デリック・リーに2ランを打たれ 3-3 の同点に。

7回

7回表,2アウト1,2塁の場面でイチロー
アメリカバッテリーは逃げ腰だったのですが,残念ながらセカンドゴロで3アウトに。
日本は,藤田,薮田と繋いで,なんとか同点のまま。

8回

8回表。
西岡のヒット,多村がバント失敗,盗塁成功,松中の死球,福留が四球で1アウト満塁。
岩村の外野フライで西岡タッチアップ,勝ち越し!!


と思いきや,タッチアップが早かったとの判定で覆されて3アウトチェンジ (--;)
王監督の長時間の抗議も実らず。 *1
リプレイを見ると,特に早いとは思えないんですけどね…
審判の判定には従わざるをえませんが,一度アウトの判定を出した塁審が主審に聞き直し,それを主審がコールし直すというのが謎。どうも,アメリカの中継の解説陣もこの判定には批判的のようです。


裏のアメリカの攻撃は,藪田が2三振を含む3者でさくっと抑える。

9回

9回表。
満塁のチャンスに,多村が三振。得点には繋がらず。


8回のタッチアップの判定は,アメリカがコントロールしている中継画像でも繰り返しリプレイされていることからもわかるように,相変わらずアメリカ中継側でも話題になっているようです。


裏,ピッチャーが交代して我らが阪神藤川球児
内野安打に,バント処理失敗(1塁ベースに足が付いていなかった模様)でノーアウト1,2塁。


送りバント。藤川の前に転がった球を絶妙のタイミングで3塁へ送球,1アウト!!


デレク・ジーターへの内角初球が死球。1アウト満塁。


ケン・グリフィーJr.を気合で三振。
制球はおぼつかない物の,勢いがあります。


アレックス・ロドリゲスが詰まりながらも二遊間にヒット。
サヨナラで敗戦してしまいました。

総評

闘いは互角でした。
敵地での闘いということを考えれば,むしろ互角以上。
逆にここまでの好勝負だったからこそ,勝ち負けとは無関係に 8回のタッチアップ判定でケチが付いてしまったのが残念です。


これでまだ準決勝へ進めればアメリカへのリベンジともなるのでいいのですが,仮に2次リーグ敗退ということになれば,今回ばかりではなく次回以降のWBCに対するモチベーションの大幅な低下を招きそうです。


さて初戦負けてしまった日本。
接戦だろうが互角だろうが負けは負け。
残り,メキシコ,韓国との2戦は負けるわけにはいきません。
まあ,メキシコはともかく韓国に2連敗するようなら,どっちにしても準決勝へ進む資格はありませんけどねw

*1:王監督」ってはてなキーワードがあるんですね(笑)