今中大介 「ツールへの道」

僕がスポーツ系の本を買うと,どうしても自転車関連になってしまうようです…


先日紹介したランス・アームストロングに続き,こんどは近代ツールへの出場経験があるただ一人の日本人レーサー今中大介氏の著書。
今中氏は,サイクルロードレースの中継の解説や,大きなイベントなどでよく顔を見ることがあるのでご存じの方もいるかもしれません。


本書は,1994年3月9日(水)という日付,彼がイタリアのプロチーム“ポルティ”と契約しプロデビューするためにヨーロッパへ降り立つ所から始まります。
もう,1994年というともう10年前の話。
ここから始まった文章は,1996年にツール・ド・フランスへ出場,中盤の第14ステージで敢え無くタイムアウトでリタイアする日までの2年少しの物語が,日記形式でつぶさに綴られています。


もう少し,物語としてわかりやすく砕いた文章の方が読みやすいんじゃないかと思いますが,これはこれで今中氏の素の姿が文章の無効に透けて見えていて好きだったりします。

ツールへの道

ツールへの道

でもやっぱ,こういう本を紹介した方が野球ネタとしていいですよね?

ボビー流

ボビー流

ただ,読んだこと無い本を紹介するのは無理だからなぁ(笑)
いちおうボビーネタには興味があるので,なにか買って読んでみるのも良いかな。