2次リーグA組 日本 1 - 2 韓国

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
韓国 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2
日本 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1

1回表

先発は渡辺俊介
このWBC,絶好調の3番イ・スンヨプに四球を出すものの他は抑えて出だしは好調。

1回裏

先頭打者のイチローがセンター前ヒットで出塁するも,後が続かず無得点。

2回表

2アウトから7番のパク・ジンマンに四球,渡辺の制球に若干の不安。
続くチョ・インソンは追い込んだもののライト前ヒットで2アウト1,2塁。
ただここで,キム・ミンジェを空振り三振で討ち取って事無きを得ました。


ところで,地上波中継にはリアルタイムの球数表示がないなぁ…
CSはいまウゴウゴルーガを録画中なので確認できず。

2回裏

この回の先頭打者 岩村が,ピッチャーに強いあたりで内野安打。
アメリカでの王監督によるバント指示に賛否があった多村の内野ゴロが送る形になって,1アウト2塁。続く小笠原がライトフライで2アウト。
ここで里崎がライト前のヒットを放つが,イ・ジンヨンからの絶妙なバックホームで2塁からホームを狙った岩村が刺され残念ながら得点ならず。


この走塁で岩村が足を痛め,サードが今江に交代。

3回表

先頭打者からのイニングでしたが,1,2,3番と三者凡退。

3回裏

9番 川崎からの打順,こちらも三者凡退。


CSでも球数表示はありませんでした。
前に地上波の他のチャンネルで中継していたチャンネルだったか,ぎりぎりになってから表示がはじまるのかかな?

4回表

サード今江がぽろっとこぼしたりしてヒヤッとする場面もありましたが,3回に続いて三者凡退。

4回裏

このWBC,いまいち調子がよくない福留が空振り三振となるが,続く松中がセンター前のヒットで出塁。
しかし,今江がダブルプレーでチェンジ。
予想はされていましたが,投手戦の様相です。

5回表

渡辺の安定した投球は続き,危なげなく三者凡退。
次の回,交代するのかな? もったいないきも。

5回裏

韓国のパク・チャンホも引き続き好投して,三者凡退。
ここまで韓国が1安打(2四球),日本が4安打。

6回表

渡辺が引き続き続投,この回が始まった時点で渡辺の投球数は65球。
2アウトからイ・スンヨプのライトへ大きめのあたり,はイチロー余裕の守備範囲で結果を見れば三者凡退。
渡辺の投球数は 70を超えているため,登板はこの回まで。

6回裏

韓国は,これまで好投のパク・チャンホをジョン・ビョンドゥに交代。
先頭打者の川崎が四球を選んでノーアウト1塁でバッターイチロー,は送りバントできっちりと1アウト2塁。
続く西岡は,ショートゴロ。2塁の川崎は進塁できず。
ここで王監督は,不調の福留に代打金城。


対する韓国も投手交代。
不安が残るジョン・ビョンドゥに代えてキム・ビョンホン。


金城はストレートの四球,2アウト1,2塁。
続く松中,鋭いあたりはセカンドのグラブの中へ。
日本は,大きく動きを見せたこの回も得点できず。

7回表

渡辺に代わったのはソフトバンクの杉内。
先頭打者,4番への代打キム・テギュンをフルカウントから四球。
次のバッターが送りバントで1アウト2塁。
ひやりとする打球は,レフトフライで2アウト2塁。
続くバッターをファーストフライに打ち取って,なんとかピンチを切り抜ける。

7回裏

今江,多村,小笠原と三者凡退。

8回表

杉内が続投。
1アウトの後,四球。
続くバッターのセンター前へのヒット,センターからの好送球で3塁でアウトかと思いきや,3塁今江の落球でセーフ。
1アウト1,3塁になってしまいました。
このピンチに,日本はピッチャーを我らが藤川球児へ交代。


藤川はレフト方向へタイムリーを打たれ,走者が二人帰って2点失点。 ただ,ランナーを3塁で指して2アウト。
続く,イ・スンヨプは内野フライでチェンジ。

8回裏

8番からイチローまで続く打順は,快音響かず三者凡退。

9回表

この回のピッチャーは大塚。
危なげなく三者凡退。


さて,最後の攻撃です!!
点を取れるか取れないかではなく,点を取るのです!!!!

9回裏

先頭打者,西岡がレフトスタンドへはいるホームラン!!! まずは1点奪取!!
続く金城は,ショートゴロで1アウト。
4番松中が,ライト前に抜けるヒット!!


1アウト1塁の場面で,走者交代で,ヤクルトの青木。
バッターも交代で,広島の新井に。
ここで韓国も動きを見せ,ピッチャーをオ・スンファンに交代。


新井は三振で,2アウト1塁。
続く多村も空振りでゲームセット

総評

アジアラウンドの試合もそうでしたが,手に汗握る接戦。
日本の失点は今江の落球からでしたが,アメリカ戦の誤審と違って,エラーも実力のひとつ。
韓国をライバルと呼ぶTBSの中継に異を唱える人もいるようですが,少なくともアジアラウンドと合わせて2連敗という結果を見れば,比べるまでもない格の違いがあるようには見えません。


先日もこの日誌に書きましたが,差があって日本のレベルが上であったとしても,その差はセ・リーグの1位と4〜5位程度でしょう。
そう考えればこのWBCで,結果的に韓国は日本のライバルと呼んでもおかしくないチームとなったのでしょう。もう,そう見るべきなんだと思います。
なにせスポーツは結果が全てと考えれば,このWBCでの日本はアジアの2番手ということになりますしね。
あと対戦チームの違いはあれど,2次リーグまでで1敗もしていないのは韓国だけ。


これで日本の準決勝進出は,風前の灯火となってしまいました。
希望は捨てませんが,はっきり言って,アメリカが(今日ディズニーワールドへ遊びに行っている *1)メキシコに後れを取るとは思えません。