韓国のその後

韓国のコミッショナー？の挑発的な発言で，ワイドショーなんかではいまだに話題になっていますが，気にするほどのことはないでしょう。
ほら，日本で言うと根来（辞めたはず）コミッショナーにあたる人の発言ですよ。
日本だったら，国民総シカトです（笑）

まあ，さすがにこれは日本の得意な事情ではありますが，準決勝後の韓国チーム監督等や，以前紹介した新聞記事等，比較的日本にも配慮した発言だったあるのです。
マスコミは総じて過激な発言が大好きな人種なので強く言われていますが，一部の大人げない発言にいちいち忌諱するのは逆にこちらが大人げなく，日本に2勝を挙げた韓国が十二分に強かったと応分に讃えればよいと思います。

そういえば，あまりマスコミからは聞かれませんが，こういった短期決戦であってもスポーツでは，試合が進むにつれ代表チームとしてのチームがまとまって，より完成された姿になっていくというのはよくあることです。
ワールドカップもブラジルなんかは，これの典型ではないでしょうか。
南米予選や本戦の予選リーグなどでは，他のチームに後れを取って今回のカナリヤ軍団は大丈夫か？　と懸念されたりしても，結局は決勝まで進んで優勝しちゃったりするのは，多くのチームから集まったタレントがチームとしてまとまるには一朝一夕にはいかないということなのでしょう。
野球はサッカーほどに選手間のチームプレーは重要視されませんが，それでも個々が勝手に動いて勝てるような甘いスポーツではありません。

つまり，1次リーグの日本と，準決勝の日本は同じメンバーであっても同じ強さではないということです。これは，韓国チームにも当てはまるでしょう。
互いに少しづつチームの完成度を上げた上での再戦で，日本が競り勝ったという事だと思っています。

あと，韓国が要望していると言われている秋の代表戦。
おそらく今回のような真剣勝負にはならないでしょうし，同じクラスの代表が揃うとも思えません。 メジャーの選手は日本の意向だけでは招集することが出来ませんし。
ただ，今後の野球の国際試合を考えた場合，定期的に代表チームを組織するという習慣を付けるという意味では，親善試合であっても国別対抗試合の機会はあって損はないのではないでしょうか。