春先に開催している限り,WBCは最高には為れない

「最強チームどころか…井口もWBC辞退」スポニチ


昨日に引き続き,WBCの話題。


ヤンキースの松井に続いて,ホワイトソックスの井口もWBCを辞退することになったようです。
消息筋では,大塚も辞退の方向で動いているとか。


球界発展,母国のために戦うには,そのための環境が必要と言うことでしょう。
なにせ,日本のプロ野球界と違って,ごく一部のスター選手以外にはシビアなメジャーのこと。日本では掛替えのない,何者でも置き換えようもない選手であっても,メジャーでは置き換えが効くレギュラークラスということは少なくありません。
それ以上に,彼らメジャーリーガーにとってのワールドシリーズ制覇」という目標が,WBCへの出場・制覇とは比較にならない存在だからに他ならないでしょう。


まあ,始めっから「最高の大会」になるのは簡単ではありません。
最低でも,選手の体もできあがっていない春先ではなく,レギュラーシーズンに全ての国のリーグ戦を中断して開催するくらいにまで調整が為される必要があります。そうなれば,選手達の意識も,それを観る観客の意識も自然と高まってくるのではないでしょうか。
そしてまずは,続けることです。


今年開催される,サッカーのワールドカップと同じ第18大会を迎えるまで生きているのはちょっと大変ですが,全世界で大きく盛り上がっている第10大会あたりを観るのを楽しみにしたいものですね(笑)